念願の部活動入部

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― 学校 ― この学校に転校して来てはや1ヶ月。 煌星や唯、春、そして詩穂とはかなり仲良くなった。 詩穂にいたっては俺の彼女だ。 正直今俺は物凄くハッピーな気分だ。 しかし俺もそろそろ部活動に入部して汗をかきたいところだが…。 「なあ煌星、この学校は部活動で何が有名なんだ?」 「そうだな…陸上部は毎年インターハイに出場してて有名だな…。」 陸上部か…走ることは嫌いじゃないんだが実は俺はあまり足が速くない。 …待てよ? 俺が得意なスポーツがあったじゃないか! 部活動には入っていなかったが、趣味でよくバスケットボールをやっていたんだ。 「バスケ部はどうなんだ?」 「うーん、バスケ部は県大会には出場してるな…。」 成績はまずまずだな…。 よしっ、決めた! 俺はバスケ部に入部する! 「俺、バスケ部に入部したいんだけど、どう思う?」 「お前、バスケ部に入部すんのか!? それは俺がバスケ部だと知ってのことか!?」 ええっ!? 煌星ってバスケ部だったの!? じゃあなおさら入部したいんですけど…。 「俺は大歓迎だぞ? Welcome刹那!!」 煌星が一緒だと心強いぜ…。
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