プロローグ

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あの頃の環状… 湾岸midnightみたいな世界ではない。 走れば警察に目をつけられ、チームを組めば他のチームに潰され、そして仲間が死ぬ。 そしてみな環状を降りる。ある者は事故やタイヤやガス代で金がつき、またある者は己の馬鹿さに気づき、またある者はそこで人生まで降りてしまう者までいた。 残ったのは本物の中毒者(ジャンキー)俺はその中のひとりだった。 この作品をあの時最速を目指して死んだルーレット族に捧ぐ。
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