プロローグ

12/30
前へ
/49ページ
次へ
「俺は男だ! なに勘違いしてんだ、このボケ!」 俺の大声を聞き、不良達はそのまま数十秒固まり、意識がどこかへ飛んでしまったように、目が点になっていた。 そして、何を言われたのかを理解できたようで、俺が言ったことを聞き返してきた。 「……男?」 「そうだよ」 ご立腹な様子で、その問いかけに答える。 やっぱり、そのことを勘違いされていたのか……
/49ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加