お嬢様3姉妹登場

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「チッ、しかたがない儂ももらうとするか」 なんで舌打ちするだ。 しかし、よく喰うなジィさんだ、どんぶり3杯とは。 俺達は食べ終わると制服(ブレザー)に着替え玄関を出た。 そこにはメイドや執事達が並んでいた。 「「行ってらっしゃいませ」」 きれいにハモって言った。 さすがと言うべきか。 俺達はリムジンに乗りまず門に向かった。 距離にして約5キロの道のり。 歩いた方がいい気がするが。 門からは当然歩く。あまり目立つ事はしたくないからだ。 「まさか通う所は潮乃瀬学園とはな」 潮乃瀬コンチェルンが経営する学園で小、中、高、大が一体となった世界有数の学園である。おかげで広すぎてどこに何があるのか分からない。 もちろん中学はここに通ったが、最初の1ヶ月は迷った。 今はさすがに慣れ迷う事がないが、少し心配。 「クラス一緒になれたらいいな」 中学の時から俺達はずっと一緒だった。 「心配なさるとも大丈夫ですわ。修司と一緒になれるようにお母様に頼んでおきましたわ」 すっげーよ、潮乃瀬コンツェルン。
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