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「な、なぁ。潮乃瀬 亜綺だったな?」
「はい、そうですわ。」
「わたくし達のフィアンセとはどういう意味なんだ?」
何故かよく分からないが目が引きずっているし、回りのクラスメートの目も冷たい視線いや、とくに男子からは死線を感じる。
はっきり言って怖い。
「それにつきましてはわたくし達の紹介が終わってから説明しますわ」
「ほぉ、そうか。ならそうしてくれ」
もう帰りたい気分。
やっぱ正直言わなきなんねーのか
「修司、修司。あんたの番よ」
え、もぉ。
「わ、わりぃ」
「修司、大丈夫なの?」
「あ、あぁ大丈夫だありがとう紗希」
俺は席を立った。やっぱいろんな視線を感じる。
「俺は樋井田 修司と言います。趣味は絵を描くことです」
そこまで言った瞬間3姉妹から視線を感じた。まるで『私達の関係を言え』って感じで。
「あ、あと潮乃瀬3姉妹とはフィアンセです」
お、俺はとうとう言ってしまった。
だって3姉妹から『私達の関係を言わなきゃどうなるか覚えてなさい』という視線を送ってきたからだ。
もう、すげー帰りてー。
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