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「ほぉー、君がフィアンセの樋井田 修司かなるほど。後で職員室いや、私のところ来るように」
な、なぜ俺だけー。ただ自己紹介しただけなのに。なにがいけなかっただ。ま、まさかフィアンセと言ってはいけなかったのか?そうなのか。だか、あそこで言わなきゃ俺の命が、ん、あ、そうだ。試しに聞いてみよ。無駄とは思うけど。
「あ、あの先生」
「ん、なんだ修司。質問ならあとで個人的に聞いてやる」
な、なんで個人的に。俺は今聞きたいだけど。
「あの、なぜ俺だけなんですか?」
「…………つ、次だ次。じ、時間がな、ないだから早く言え!」
スルー
無視
シカトですか
しかも何故言葉を詰まらせるだ。しかも妙に赤いし、あ、まさか病気なのに無理をして。
あなたはすげーよ。
「私は潮乃瀬 紗希よ。趣味はそうね。ピアノかな。あ、べ、別にあんた達のために名乗ったじゃないだからね。勘違いしないでよね」
「「「ツンデレきたーーーーー」」」
よく分からないが男子ども叫んでいる。
へんなヤツが多いなここのクラスメートは。
「あ、そうそう言い忘れてたわ。私の目の前にいるのがわ、私達のフィアンセだからね!」
もう、それ以上言わないでーーーー。
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