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が、それは紙一重に全て かわされる。
彩は間髪を入れず、またクナイを飛ばし、丞は懐から出したクナイにて、弾き飛ばした。
"キィィーン"
響く金属音、彩を驚き見ながら
『殺す気かいなぁ!?』
『勿論♪…じゃなきゃ私の修行にならないでしょ?』
『せやけど、わいや無かったら…あの世行きやで!?』
『気にしな~い♪
逝ったら、そん時よ☆』
会話中もクナイの攻撃を休めない2人、そして諦めた丞は森の中へ駆けていく。
それを見届けると丞の後を追う様に駆けていく。
器用に木々の上を駆けたり、飛び移ったりしながら 攻防を繰り返している。
『当たらん…久々に、接近戦でもしようかな♪(ポソ』
一言呟くと、彩は加速し丞を腰に差していた忍刀で突いた。
…が、反応の良い丞は右に避けながら、瞬時に己の忍刀で応戦した。
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