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部活はバレー部のマネージャーを友達のさえとすることにした。
『なみえちゃん!なみえちゃん!』
さえはいつも甲高い声で私を呼ぶ。うるさいけどさえがこうやって来るとなんだか嬉しいんだ~。
『なぁに~もう~早くお茶作るよ!』
『うん♪ねぇねぇなみえちゃん見て~体育館にめちゃくちゃカッコイい人来たんだよ!』
カッコイい人?バレー部にイケメンいたっけなぁ。
『どこぉ~?』
『あれよあれ~』
さえが指差す直線上をたどるとそこにはいたんだ。
まだ私の知らない
まだ知る由もない。
運命の赤い糸の人。
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