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「…大丈夫?俺のパピカが何かした?」
「えっ!?あ、いや…何も。」
「パピカ駄目だろう?脅かしたりしない。」
「―クルックゥ…」
「あ、あの…怒らないで…その子…何もしてない。」
「何でわかるの?」
からかい口調で言う。
「えっ…」
少し間が開いた…
「聞こえるの…」
「…!!!」
驚いている様子だった。
「ごっ…ごめんなさい。私、変だよね…」
「俺も…」
「えっ?」
―ピー
突然口笛を吹く。
すると…
―バサバサバサ…
いきなり鳥達が集まってくる。
「俺も聞こえるんだ。」
私に微笑みかけながらそういった。
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