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俺は決心した。
-これで終わりなのだと-
すると、何者かの手によって、沼から抜け出せた。
状況判断ができるようになり、辺りを見渡す。
後ろには何と、一匹の子猿がいた。
「キキッ!」
とても可愛らしかった。
「お前が助けてくれたのか?」
「キキッ!」
首を縦に振っている。
「ありがとうな」
頭を撫でてやる。
喜んでいるようだ。
そしてその猿は、俺について来いと言わんばかりに草木の中に走って行く。
その後を追う。
そこは、アイランドだった。
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