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琴｢……じゃーじゃん！……では、問題です。……肘をまず十回言って下さい｣
あれ？成瀬さんにしては、意外と簡単な問題かも？
僕はそう思いながら……
司｢肘、肘、肘、肘、肘、肘、肘、肘、肘、ひ～じ！｣
このあとはやっぱり膝でしょ？
僕はそんな事を考えて、成瀬が言う問題の続きを待っていると……
琴｢……司ひじが痛いの？｣
……いやいや、アナタが十回言って下さいと言ったでしょ!?
僕はそう思い、成瀬さんにつっこむ。
司｢僕の肘は健康です！それより、成瀬さんが肘を十回言って下さい。って言ったんだよ!?問題は？｣
僕がそう言うと、成瀬さんは……
琴｢……じゃーじゃん！｣
え!?まさかの無視!?しかもそのまま二問目に突入なの？
僕はそう思いながらも、成瀬さんの問題をまた待つ事に。
琴｢……肘をまず十回言って下さい｣
……まさかの最初から……何ですね……。
司｢……肘、肘、肘、肘、肘、肘、肘、肘、肘、ひじ～！｣
よし！言い終わった！肝心の問題は……
琴｢……ご苦労様です｣
司｢…………｣
そんなに思ってるなら……
……お願いですからいいかげんに……問題を出して下さい。
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