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僕は半分呆れながら、成瀬さんに問い掛ける。
司「……成瀬さん。……問題出す気……あるの?」
僕がそう聞くと、成瀬さんは……
琴「……だって……正解したら……だ~りん……相手してくれないもん」
そう答えて成瀬さんは必殺……もじもじもじもじもじもじもじもじもじもじ……えぇ、もじり時代の到来です。
この今の成瀬さんの行動で、1つ分かった事。
成瀬さんは何かをお願いする時や甘える際、僕の呼び名が『司』から『だ~りん』に変わるとゆう事。あと自動的に、もじりがオプションで付いてきます。
……まぁ、その事は少し置いとくとして……いや、そんなにもじられても……なにか良い考えはないかなぁ?……もちろん、僕が寝れる前提で。
僕がそう考えていると、成瀬さんは急にその場で座り込み体育座り。そして一言。
琴「……私もやっぱり……寝ようかな?」
えっ!?急にどうしたんだろ?……なんか怪しいなぁ……。でも……
僕はその成瀬さんの言葉に、すぐに答える。
司「一緒に寝よ?」
僕がそう言うと、成瀬さんは体育座りのまま器用にこっちに近づいて来る。
成瀬さん……不気味です。だって凄く動きが……スムーズなんですもん。
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