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成瀬さんって、普段は全く素直じゃないけど……たまに……こう……なんてゆうか……女の子のスイッチが入るんだよねぇ~。
僕は1人、そんな事を考えていると、成瀬さんは……
琴「……うす ど~ん!!!」
ぐぅ!?イタッ!痛すぎる!!!成瀬さんが僕の腕に何かしてる!?
僕は痛さのあまりパッと目を開けると、成瀬さんは僕のそれに気付き、こちらをチラッと見る。けど……
琴「……うす ど~ん!!!」
司「ぐっ!?イタッ!?痛いって!?成瀬さん止めて!!!」
琴「……うす『成瀬さん!止めて!』
僕がそう言うと、成瀬さんはピタリと止める。
……ハァ~。やっと止めてくれた…。しかも『うす ど~ん!』って……なに?タダの頭突きでしょ?なんでこんな事、急にするの?
僕はそう思って、成瀬さんに話し掛ける。
司「……成瀬さん……いきなり、その『うす ど~ん!』って……何なわけ?」
僕がそう聞くと、成瀬さんは……
琴「……さるかに合戦?」
いいえ、ただの頭突きです。
それに僕が聞きたいのはそんな事じゃなくて……なんで急に頭突きをしたのかを聞いてるんですけど……。
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