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僕は成瀬さんに、また問い掛ける。
司「……僕が聞きたいのは、理由!さるかに合戦とかじゃなくて……なんでこんな事するの?」
僕がそう言うと、成瀬さんは腕まくら状態から、そのまま転がってきて僕の胸元に埋まる。
うん。今日も成瀬さんの胸はおっきいです。……じゃなくて、理由は?
僕はそう思って、成瀬さんを上から見る。
なぜか照れてる様子です。……だって……まだ朝が早いから、暗くて良く分からないけど……埋まり過ぎですもん。
僕はそんな成瀬さんに話し掛ける。
司「……どうしたの?」
僕がそう聞くと、成瀬さんは……
琴「……してくれないの?」
そう言って、成瀬さんは僕の体に腕を回して、ギュッと、抱き締めてくる。
……なんか分かんないけど、スゴく成瀬さんの仕草……可愛いです。ハイ。
僕は、そんな抱き締めてくる成瀬さんに……
司「……するから……成瀬さん……顔を上げてよ」
僕がそう言うと、成瀬さんはパッと胸元から顔を上げ、すぐ僕に顔を近づけてくる。
早っ!……さすが成瀬さん。決定したら行動が早いのね。
とりあえず僕は、顔を上げて待っている成瀬さんに、キスを……
司「…………」
琴「…………」
……ハイ。只今、成瀬さんに僕はキスをしていますが……
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