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琴｢……ほんと……だ～りんは……私が居ないと何も出来ないんだから……｣
司｢…………｣
……いや、それは違うよ……何も出来なくしたのは……成瀬さん…あなたです。
何はともあれ、僕は無事、成瀬さんによって救出された。
いや……救出とゆうより、釈放といった感じに近いけど。
司｢……やっと……自由だよ｣
琴｢……ありがと……でしょ？｣
……なんか…凄く理不尽なんだけど……。
司｢……ありがと｣
琴｢……ふっ。どーいたしまして。……二度と捕まるんじゃないよ｣
……めっさ上から目線だし。てか、成瀬さん以外にこんな事僕にする人なんて絶対にいないよ。
僕はそう思いながら理不尽な成瀬さんを見て、ふと思い出す。
そういえば、成瀬さんが付き合って欲しい事って……。
僕は成瀬さんにその事を聞いて見る。
司｢……で、僕は成瀬さんの何に付き合えば良いの？｣
琴｢……部長!?朝からセクハラですか!?止めて下さい!!!｣(超棒読み)
そう言って成瀬さんは顔を両手で隠し、クネクネしながら『いやぁ～ん。いやぁ～ん』…って、そっちの『突き合う』じゃないんですが……
しかも部長って……まさか!?成瀬さんの願望!?
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