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この鋼鉄以上の固さでざらざらした手触り…これは…
「…ディアブロス…しかも亜種だな…この固さでこの手触りは…だが…ここまで黒焦げになるなんて…」
「………貴方を訪ねるまでに既に三十人以上のG級ハンター達にこの依頼を頼んだのですが………全て失敗に終わってしまい、死者は既に八人、重傷者は二十人を越えています!」
「…被害はどれぐらい出てるんだ?」
「……近くにあった、ミナジ村は既に壊滅していて、生存者は恐らく…火山に住んでいた思われる、グラビモスやリオレウスの死骸が既にに幾つも発見されています。」
「ローネス殿…わし達はこれ以上被害を出さないために、腕利きのハンターを送って来たが全て駄目だった…じゃからお主がわしらの最後の希望なんじゃよ!」
「…………」
ローネスは考えた…下手をすれば、自分もそのハンター達の用に死ぬかもしれない…だがそれ以上にローネスが考えいたのは、これ以上被害を出さない為には自分が再び、あの金獅子を狩らねばならないと
ハンターとは人々の安全な生活の為にあるものだと!
そう心に決めると…
「分かった。この依頼を受けよう。」
「ローネス殿…!?…受けて…くれるのじゃな?」
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