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‐居間‐
「ふぅ……美味しかったわ、藍。ご馳走様」
「ありがとうございます。……あの先程変な声が聞こえませんでしたか?」
…………。
「……気のせいじゃない?」
……気のせいです。
「……そうですか」
―――――――
「紫様、今日はどうしますか?」
藍が紫に問う。
「うーん、そうねぇ。今日は得に用事は無いし……散歩でもしましょうか?」
「(今日じゃなくても用事なんて無いと思いますが……)」
藍は小さい声で呟く。
「なんか言った?」
紫は笑顔で藍に問う。
……聞こえていた様だ。
「いえっ!なにもっ!!」
「そう?」
「はい!」
軽く涙目な藍。
「っ!?」
顔を赤く染める紫。
……ここはアッチ系の小説ではないので自重してもらいたい……。
―――――――
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