麗華-レイカ

7/10
前へ
/35ページ
次へ
…あれから数日。 私は苛々が納まらない。 なんで彼女はあんな肌なんだ。 なんで私の肌はこんななんだ!? そう考えるだけで苛々する! ああ…本当にむかつく。 なんで私と違うんだ。 「私に役目を。」 「役目、役目うるさいわね!貴方少しは黙れないの!?」 「ですが私は役目をもらう為に生きていますので。」 …なんですって? もっとその肌を活かしなさいよ。 私ならもっと有効に使うのに! なんでこの肌は私のじゃないの。 「なら死になさいよ。私にその肌を寄越しなさいよー!!」
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!

135人が本棚に入れています
本棚に追加