先輩

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パッと見た感じ、かなり怖そうな男が体育館に入ってきた 180あるかないかぐらいか… 敦は、その男のそばに歩み寄って何か話している どうやら、信二郎の事を説明してくれてるようだ 説明が終わったのか怖そうな男は、信二郎を睨んで少し笑う 信二郎も合わせて笑顔を作る (坊主頭が睨むなよ…) 笑顔のまま少し怯えていたが、向こうは気づいていない 笑いながら、怖そうな男は信二郎に歩み寄る 「俺、白石一也(しらいし かずや)別に怖くないから、安心してな」 顔にシワを寄せながら笑顔で言った 敦とは、小学校の時からの親友だそうで、顔の割にひょうきんで話しやすいことにこのあと気づく 3人は少しの間、雑談をしながらバッシュの紐を結んだ すぐに練習出来る格好である
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