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「よぉ~ゴミ、俺が誰か分かるかぁ?」
ルベルク(分からないよ…初めて会ったんだから)
ルベルクは顔を上げると、そこには金髪の派手な服を着たいかにもチャラ男のような人がいた。
彼はルベルクの髪を掴み上げ、膝でルベルクの腹に蹴りを入れた。
ドカッッ!!
ルベルク「ぐっ…ぁ…!」
アンゼス「ははは!ゴミの癖に悲鳴上げてやんの
俺の名前はアンゼス・ディケルダーだ、覚えとけ?」
アンゼスは耳元でそう囁き髪から手を離した。
腹からくる痛みに口から込み上げてくる嘔吐物を戻そうと唾液を飲み込む。
アンゼスは一歩下がると今度は美しい容姿に眼鏡を掛け、緑色の髪をウェーブした女の子が近寄る。
ケイト「初めましてゴミ屑さん?私はケイト・クローディアと言います
以後宜しくお願いします…いえ、多分もう会えないと思いますが♪」
彼女は満面な笑みでそう言って詠唱を始める。
ケイト「リガント・クロス」
水の柱が現れそれ斜めに倒れ十字型になり、一気にルベルクに向けて攻撃してきた。
ルベルク「うっ、ああぁぁぁ!!」
見た目は水だが攻撃は強力だ。水に押し潰されるようなズシッとした重さ、さらに鋭い痛みがルベルクを襲った。
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