124人が本棚に入れています
本棚に追加
一一一--ーーー--
ギィィ…
ミヤ「貴方達、そろそろあたし達の番よ?」
あれから2時間経ち、ルベルクはズタボロにさせられた。因みにここまでしたのはアルトとアンゼス、ケイトのみで他は見物していた。
しかし直ぐに回復魔法で深い傷は治される。軽いケガは治したりはしないようだ。
アルトは小さく舌打ちして七世貴族を連れて出ていった。
ミヤ「どう?気分は…」
ルベルク「……お姉ちゃん」
ミヤ「気安く呼ぶな、あんたなんか弟でも何でもないわ」
冷たい発言にルベルクは涙を堪えた。少し前まで味方だったミヤもシェリーもザットも皆変わったのだから…
ザット「覚悟は出来たか」
シェリー「…………」
三人は詠唱を始めた。
ルベルクをどうやら的にするようだ。
僕が何したの…?
魔法がないだけでこんな事って………僕、いい子になる…努力もする……だから許して…助けてよ…!
魔法が発動し、ルベルクに向かって攻撃される。
複数の魔法を同時にされては幾ら耐久力を付けたルベルクでも危険だろう。
憎い…!お兄ちゃん達が…シェリーが…お父様とお母様が……
キゾクガ……ニクイ…!
ドカァァァァンッッ!!
最初のコメントを投稿しよう!