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ん……?
気が付くとあたしは真っ暗な空間を一人でさまよっていた。
永遠に続くであろうその暗い空間の中、あたしは状況把握に戸惑る。
え?あれ?あたし死んだよね?死んだ筈…いや絶対死んだろ!
だとしたらここは……地獄?
……………
とりあえずパニックを起こさないよう落ち着く事にした。
今自分は夢を見ている、そうとしか考えられないのだ。
『やっと見つけましたよ』
………?
何か聞こえたような……気のせいね
『えっ…あの気のせいにしないで下さい!』
気のせい、気のせい、夢よこれは
『夢じゃありません!』
貴方誰!?というか夢が夢じゃないと否定するな!例え夢でなくても現実逃避くらいさせろ!!(駄目だろ)
『いいからよく聞いて下さい』
軽くスルーされてしまいあたしは少し苛立った。
それにしてもこの声は綺麗な声をしている、まるで女神のような美しい声。
あの…此処は一体…
『貴方は選ばれました、この世界の希望となる光に
貴方しかいないのです…破滅から救えるのは……
私がこれから作る道に沿って進んで下さい、待ってますよ』
いや選ばれたと言われましても…わけが分からないあたしの前に光の道?が現れとりあえずその声に従う事にした。
深雪(もう何が何だか……頭おかしくなったのかなぁ)
元から変だけどな(お黙りby.深雪)
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