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深雪「んん~…?」
目を開ければ青空が広がっているあれは一体何の夢だったのか…
一一一あれ?
深雪「あたしトラックに跳ねられたんじゃ…」
けれど体には外傷はなく、問題はなかった。いや問題があるのはこっちではなく……
深雪「……………何処?」
見渡すと土で出来た道以外草原しかない。まるで別世界のような雰囲気を漂わせる。
深雪「…………」
何処だここはあああぁぁぁ!!?
深雪「まさかあたし誘拐されたの!?いや、それはあり得ないだろうし…それなら犯人がこんな所に置いていくわけ…
まさか、あたしは天国にやってきたのか!?」
いやああぁぁ!あたしはまだやり残した事が沢山あったのにこんなの酷過ぎるぅぅぅ!!
パニック状態になってあたしは騒ぎまくった。これでもかってくらい騒いでやった。
それが原因となったのか、獲物を狙う視線にあたしは気付かなかった。
ガサッ
深雪「……ん?」
草むらから聞こえてくる音に視線を移すと一一
狼みたいな姿で口から涎を出す何かが三匹目の前に現れた。
深雪「えっ…あれ?何これ…(苦笑)」
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