124人が本棚に入れています
本棚に追加
それから4年後一一
屋敷では笑い声が響いていた。子供達5人の姿と犬のようなペットが走り回っている。周りから見ると微笑ましい程楽しそうな感じがした。
アレル「ルベルク、シェリー!見てろよー!!」
4年が経ち成長したアレルはペットの犬とじゃれあっていたルベルクとシェリーに火の魔法を使って見せた。
火は球体のように丸くなり、アレルはそれを投げて的に当てた。
見ていた子供達は興奮していたり騒いでたりしている。
ルベルク「ミヤお姉ちゃんもザットお兄ちゃんもあれ出来るの!?」
ルベルクが興奮しながらミヤとザットという少年少女に聞いた。
2人はニッコリ笑って勿論!と得意気に言った。
シェリーは犬と一緒にいてルベルク程ではないが魔法を見て驚いている。
ファウリヤ「何騒いでるんだ子供達…おぉ、魔法の特訓か?」
騒ぎに気付いてやってきたファウリヤがやってくる。
父の存在に気付き子供は直ぐ駆け寄ってきた。
ミヤ「お父様!」
アレル「父様!僕魔法をあの的に命中させたよ!!」
ファウリヤ「おぉ!凄いなアレル」
子供達は自慢話をしたり他愛のない話をしている。ファウリヤはニコニコしながら誉めたり相槌を打ったりしてルベルクとシェリーに近寄った。
最初のコメントを投稿しよう!