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ファウリヤ「ルベルク、シェリー…今日はお前達に魔法を教えるぞ」
ルベルク「本当!?」
ルベルクはその言葉に食い付くがシェリーは魔法に興味はないのかペットとじゃれ合いを続けた。
ファウリヤ「そうだ、シェリー…話を聞くんだ
リズとはまた後で遊んでもらいなさい」
父の注意に不満があるのか嫌そうな顔をするシェリー。仕方なくペットのリズから離れる。
ファウリヤ「それでいい、先ずはシェリーにやってもらうか
先ず火を玉のようにするイメージをして、その後詠唱をする…詠唱は覚えてるな?」
シェリー「はい…お父様」
シェリーは的の前に立ち目を瞑ってイメージをする。
それを見てルベルクは早く自分の番が来ないかとそわそわした。
シェリー『灼熱の炎、その業火で目の前の敵を焼き払え』
詠唱を唱えすぅっと息を溜める。彼女は手を的がある方向に向けた。
シェリー「ファイアボール!」
ファイアボールは名前通り炎の球アレルが使った魔法と同じなのだが彼より数倍でかい炎の球だった。
球は見事的にぶつかり、的は無惨な姿と化した。
アレル「す、すげぇ…!」
ザット「まさかこれほどとは…」
ミヤ「シェリー凄い!」
ファウリヤ「上出来だ」
ルベルク「アレルお兄ちゃんのより凄いや!」
皆シェリーを誉める。シェリーは少し恥ずかしそうに顔を赤らめた。
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