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それから3年後一一
ルベルク「…………」
さらに成長したルベルクの目に生気はなかった。
服はボロボロで汚く、布当然。体に至る所に火傷の後、切り傷、擦り傷などがある。
ガチャン……
ルベルク(誰か来たみたい…)
アレル「よぉ、まだ死んでねぇのか」
「うっわ汚っ!何これ?」
「気持ち悪い…吐き気がしますね」
「……………うん……ゴミ」
「マジであり得ないな、ゴミでしかないじゃん」
「ふふっ、痛め付けるには丁度いいです」
「…………」
やってきたのはアレルを合わせた七人。容姿からしてまだ子供みたいだ。
アレルと親しい所から、七世貴族の後継者のようだ。
アレル「たっぷり痛め付けていいからな、まだシェリー達の番があるから殺さない程度に…な?」
「分かってるよ♪」
「…………うん」
六人は承知してルベルクを見て薄気味悪い笑いをする。
ルベルク(今日はきついな…あの七星貴族だもんなぁ)
頭で色々考えている間に牢の鍵が開き、奴等が入ってきた。
ルベルクに逃げ場はない、いや逃げても無駄だから大人しくしていた。
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