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校長「詳しいことは放課後に説明します。ではこれで終わります。」
え!?ちょっと説明後でかよ!めっちゃ気になんじゃん!
『ありがとうございました。朝倉君と三坂君はこれからの生徒会の活動をがんばってください。』
はぁ……もういいや……
航と活動出来るしなにより生徒会は中学で経験してるからね。
まぁ不安っていえば不安だね。
学校に慣れてないしどんな行事があるか分からないからさ。
それに他の生徒会の人が誰だか分からないしね。
先輩に迷惑かけるかもしれないけど頑張るかな。
『次は在校生代表として、生徒会長の中村鈴音さんお願いします。』
「はい。」
上級生の方から凛々しい声が聞こえてきた。
静かな体育館に足音が響き、しだいに姿が見えてくる。
会長はステージを上りきり、礼をしてから話をしだした。
その時、俺はただその会長が話している様子に見とれていた。
……何故かって?
それはな……会長が俺の理想の女の子とぴったしだったからだ!
高めの身長。出るとこは出て引っ込むとこは引っ込んでいるスタイル。整った顔。黒で長めの髪。凛々しい声。
まだ他にもたくさんあるんだけど、ようするに俺の理想の女の子ってはかっこいい女の子なんだよね。
そして今、なかなか出会えなかった理想の女の子に巡り会えた。
しかも幸運にも同じ生徒会の人だ。
突然生徒会に入らされて初めてってか、もうよかったと思えたよ。
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