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鈴音「これからはいろんなことが起こるかもしれないが、みんながんばってほしい。そして最後に朝倉君と三坂君、生徒会にようこそだ。これからはよろしく頼むぞ。では以上で終わる。二年五組、中村鈴音。」
挨拶を終えて会長は自分の座席に戻っていった。
しかし……カッコよかったなぁ……生徒会長。
俺の席(結構後ろの方)から見ても美人だったし、喋り方もカッコよかったしなぁ。
挨拶の最後でよろしくって言ってくれるし、きっとやさしいんだろうなぁ。
あぁ早く放課後になって生徒会が始まんないかな?
会長と仕事したりできるのが楽しみだぜ。
――――――――――
あの後の入学式の続きで、何をやっていたのか分からないくらい会長のことを考えていた俺は今、クラスに戻ってHRをしている。
ついでに担任は橘先生だよ。
まぁ内容は明日に委員会のことを決めたりとのことだ。
新入生という立場のおかげで一週間くらいは午前中に帰れるという最高の時間割になってるんだってさ。
上級生も部活動紹介とかの準備で早く終わるらしいよ。
お、HRが終わるっぽいし、先生がこれで解散していいって言ってるじゃん!
ということは……やっと生徒会にいける!
一樹「航!早く生徒会室いくぞ!早く!!」
航「わかったから少し落ち着け、一樹。」
俺は早く会長に会いたいという気持ちを抑えきれない状態で航と生徒会室に向かった。
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