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校長の言葉に返事をした会長は俺達の前に来て自己紹介を始めた。
鈴音「私は二年五組の中村鈴音だ。まぁ入学式の最中に知ったと思うが生徒会長をやっている。経験は浅いがよろしく頼むぞ。」
一樹・航「「よろしくお願いします。」」
自己紹介を終えた会長は右手を差し出したので、俺・航の順で握手をした。
あぁ……近くで見るとかなり綺麗だなぁ。
声も生で聞くとより凛々しいし、容姿もはっきりと分かる。
とりあえず驚いたのは……背がお高いんですね。
俺は170後半はあるけど会長は俺よりちょい低い位なんだ。
いままで会った女子で一番高いかも……
後ちなみに航は180ちょっとだよ。
……ん、そういえば会長をやってるということは……
一樹「あの、ちょっと聴きたいんですけど、会長が生徒会長をやってるってことは去年の入試でトップだったからですか?なんかややこしくてすいません。」
航「なんだ一樹、知らないのか。この学校じゃあ入試トップのヤツが1年の時に副会長、2年の時に会長をやることになっているんだ。あと入試二位は書記から副会長になる。」
鈴音「うむ、三坂君の言うとうりだ。」
へぇ、そんなシステムがあったんだ。
一樹「てかよくそんなこと知ってるな、航。」
航「なに、兄貴から聴いただけさ。」
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