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とりあえず部屋にいてもしょうがないしリビングにでも行こう。
あ!ついでに俺の家は一軒家なんだ。
一階にはリビングとか風呂とかそんなこと。
二階には四つ部屋があり、俺の部屋、大輝の部屋、加奈の部屋、母さんと父さんの部屋、と分かれている。
ついでに俺の部屋は一番奥ね。
――――――――――
一樹「おはよう。」
とりあえずリビングに来た俺は、朝食と弁当を作っている母さんと椅子に座って新聞を読んでいる父さんに挨拶した。
うん、漫画でもよく見るような感じだな。
母「あらおはよう一樹。今日はいつもより早いのね?」
父「ん?一樹だな?おはよう。」
一樹「今日は入学式だからかいつもより起きちゃったみたいなんだ。」
二人とも俺の返事に「へ~」と軽く流し、母さんは料理に、父さんは新聞にまた集中しだした。
う~ん、朝食がまだできてないようだし先に顔を洗ってくるかな?
そうと決まれば洗面所に行くとしよう。
俺は洗面所に向かったのだが突然母さんが、
母「洗面所に今加奈がいるからつかえないよ。」
先客がいたのかよ…
しゃあないから加奈が出るまで朝のニュースでも見てるかな?
とりあえずテレビをつけて10分くらいすると、制服を着た加奈が洗面所から出てきた。
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