入学式の日に

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一樹「大丈夫だって加奈。いつもどうりの加奈でいれば友達なんてすぐできるさ。加奈はかわいいから、モテモテかもなぁ」 加奈「いつもどうりの加奈で、か……うん、ありがとうお兄ちゃん。なんだか勇気が出てきたよ。あと加奈はお兄ちゃん一筋だから安心してね。」 加奈は俺に何を安心しろと? 意味がわからんわ! 一樹「後半は聞かなかったことにして、まぁもう大丈夫そうだな。あと何かアドバンスするなら……ちゃんと勉強をすることだな。わからないとこがあったらなんでも聞けよ、教えるから。」 加奈「ぶ~わかったよーだ。」 お、さっきの後半部分をスルーされて少し怒ったかな。 ほっぺを膨らまして部屋に戻って行ったぞ。 でもほっぺを膨らまして怒る加奈はかわ....ゲフンゲフン! 危ない危ない、危うくシスコンの世界にこんにちはするとこだったぜ…… 母「ご飯できたから運ぶの手伝って、一樹。」 一樹「ふあーい。」 一樹「ごちそうさま」 さて、飯も食ったし制服に着替えて学校に行くかな。 ‐20分後‐ うん、忘れ物もないし制服も着た。 時間は……7:30か。 学校までは歩きで25分くらいでつくから丁度いいな。 えっ?それでも8時前につくから早いって? 仕方がないから教えてあげようかな。 実は……
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