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コンコン
一樹「失礼しまーす。」
入学式だからか先生達忙しそうだなぁ。
てか職員室来たはいいけどどうすればいいんだろ?
あ、なんか一人だけこっち見てる先生がいるな。
女の先生だけど……もしかして電話してきた橘先生か?
なんかこっちに向かってきたぞ。
「君は朝倉一樹君だよね?」
電話で聞いた声と同じだから橘先生だな、きっと。
一樹「はい。もしかして橘先生ですか?」
橘「そのとうりです。まぁわかってるようだから自己紹介はいらないよね。それじゃ本題、今日のやつもってきたよね?早速見せてくれないかな。」
一樹「わかりました。これです。」
橘先生ってフレンドリーでいい人だなぁ。
たぶんこの人、生徒からかなり人気あるんだろうな。
この人が担任だったら楽しそうな1年になりそうだ。
ちょっと期待してよっかな?
橘「うん問題ないね、さすがはトップ。普通どこかかしら間違えてるのに完璧なんてね。」
一樹「そんなことないですよ。」
橘「十分スゴいから胸を張っていいのよ。後、これを言うタイミングは……
……ってことだから。じゃあ伝えることはもうないから自分のクラスを確認してくるといいよ。正面玄関に貼り出されてるから。じゃあがんばってね。」
先生戻ってっちゃったな。
準備で忙しいんだろかな。
まぁ用事もすんだしクラスを確認しに行こうっと。
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