戻ってきた街

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「もう出るからさっさと準備して。」 「んー。」 学校からさほど遠くない駅に行く 乗り換えが無いから、俺は座ると共に眠りについた ――… 「うんー…」 「あ、起きた。あと一駅だから起きてな」 「ん。」 外を見ると久しぶりに見る東京の街 東京での思い出が一気に思い出される 見慣れた道を歩いて家まで向かう 懐かしい家 三年前にも俺達が住んでいた 「早く荷物片付けて寝てよ。朝早いから」 「はーい」 一時間程で一応片付けも済んだから、シャワーを浴びて寝る事にした ―― 真新しい制服に腕を通し、三人で学校に向かう 「俺も五関くん達と同じクラスが良かったなぁ…」 「何言ってんだよ。学年違うだろ。」 「違うけどさー」 「本当河合って五関の事好きだよな。」 「うん!」 「五関からの愛は見えないけどな(笑)」 「俺、愛情表現とかしないし。」 「五関くんの愛はちゃんと感じるからいいの!」 コイツら本当に分かりあってるんだよな これから通う学校… 一体何が起こるだろうか .
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