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「おい、サド介」
「あ?介つけんじゃね..」
そこに立ってたのは
まさかの彼女。
べつに今こいつのこと
考えてたから驚いたんじゃないけど..
いや、そうだけど..
「なんの用でぃ」
「私成長したアル!」
「なにが」
「年齢!」
「あっそ」
「あっそって何アルか!
私もう15だゾ!」
ちょっと年齢をきいてビックリした。
夜兎も人間と同じ年齢単位なんだって事と
俺と三歳違いなんだって事。
「なにアルかその顔。」
「いや、別に。
俺の方が年上だし
報告されたところで..」
「別にちょっとぐらい祝ってくれてもいいダロ!」
「あー、ごめん」
まぁ誕生日知ってたけど。
祝う気めっちゃあったからこんなもの持ってんだけどな。
「はい」
「..すこんぶ」
「嬉しいだろぃ」
「..ああ、まぁ。うん」
「なんか不満かぃ?」
喜ぶと思ったのに。
やっぱ一個じゃ嫌だったか?
誕生日だもんなー。
「やっぱ三歳年下は嫌アルか?」
「....え?」
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