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なーに言ってんだ、こいつ。
しかも俺がお前と出会ってから一度も見たことない顔で。
照れてる顔、初めて見たわ。
「え?なに、もう一回言ってくれないかぃ?」
「!!!!い、いい!!
たいした事じゃないアル!!
いやいやいや!!ホントに!」
なんだこいつ。
めっちゃ取り乱してんじゃん。
「んーまぁちょっと俺から見たら餓鬼だけど
後一年したらお前も結婚できる歳なんだな」
「え?」
「悪くないじゃねーかぃ」
「は?」
「まぁだからよー
俺、お前と、その..」
「...」
「俺、あんたのこと好きですぜぃ」
「!!!!」
さっきよりも明らかに赤い君の顔。
なんか俺まで照れてきた。
「わわわ私も嫌いじゃな...
好き、ヨ」
「そーかぃ、そりゃよかった!
これ、どういう関係か知ってるかぃ?」
「..恋人」
「正解!喧嘩はほどほどに!」
ちょっとはしゃぎすぎた俺。
君の誕生日にごめんね、
なんて思ったけど
まぁいいじゃん。
君への誕生日プレゼントは
すこんぶと、
おまけに俺。
なんちって
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