・おつかいにて・

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母「千晴~?」 僕「何? 母さん」 母「卵が切れたみたいなの。だからおつかい行ってくれない?」 僕「うん。いいよ。」 玄関にて 僕「~♪ (ん? なんか視線が…)」 姉「………ジー……」 僕(あれ……姉さんだよね? なんかドアの隙間から少し顔を出してるのが見えるけど…) 姉「………ジー……」 僕(……まさか隠れてるの?) 姉「………ジー……」 僕(いや、こんだけ僕をジーッと見てるんだ。隠れてる訳じゃないんだろうな) 姉「………ジー……」 僕(じゃあ何で?) 姉「…………ジー……」 僕(あ、わかった) 姉「………ジー……」 僕「ねぇ姉さん」 姉「……!」 僕「一緒に……行く? おつかい」 姉「…いい」 僕「そぉ? じゃあ僕行くよ?」 姉「……うん」 姉「…ち、千晴!」 僕「え? 何?」 姉「…あ…いや…行ってらっしゃい」 僕「うん。行ってきます」 結局隠れて付いて来ました(^-^)
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