・放課後にて・

2/3
前へ
/138ページ
次へ
キーンコーンカーンコーン 「おーい。千晴ー帰ろうぜ?」 僕「おー」 ガラッ 姉「…千晴…帰ろ…?」 僕「あ…」 「あら? お前の姉さんじゃん」 僕「…うん」 「珍しいな… いつもは黙って後ろ隠れてついてくるのに」 僕「事実だが言うな。悲しくなる」 姉「…帰ろ?……千晴…」 僕「うーん」 「行ってやれよ。俺の事は気にしないでいいからよ」 僕「誰もお前の事なんか考えてねーよ」 「ちょっ…なんか俺にだけ冷たくない?」
/138ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1403人が本棚に入れています
本棚に追加