私の誕生

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「ねぇ…次生まれ変わるなら…私は律と…」 「旋…私もたぶんおんなじこと考えてる。」 二人の少女はそれぞれ抱き合いながら消えようとしていた。 「…私達が消させません。 起きてウィル」 「…んっアリスなあに?」 幼い顔の少年ウィル 聖母のような雰囲気を持つ少女アリス 二人は旋と律と言う二人のもとに現れた。 まるで手品を見ているようだ、何も無いところから空間を裂いて現れた。 「旋様、律様、貴女方には生きていて頂きます。 人の勝手な願ですが 私達人には神である貴女方がとても大切な存在ですから」
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