私の誕生

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「…私は…律といられるのならどちらでも構いません」 「旋…私も」 優しく微笑む旋に律も満面の笑みを向ける 「では、貴女方を逃がします。 行き先はわかりません… ウィル」 「うん!」 二人は手を繋ぎ見つめ合うと歌を唱え始める。 空間が歪み旋と律を包みこむ… 「時空、時間、空間全て僕にひざまずいて僕は時の守護者ウィル」 「産まれ、死に、生よ全て私にひざまずけ私は器の守護者アリス」 「「彼もの達に祝福を」」 二人が唱え終わると一気に空間が歪む…
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