勘違いは時に何を呼ぶ!?

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******* 新見さんの部屋… 何処だっけぇぇぇ!! 只今廊下をウロウロしています これじゃあまるで永倉さん… いや、一度も行った事がないのだから分からなくて当然なのだが… 私が厨房に戻ろうかどうか悩み、ヤッパリ戻ろう!! と、歩き始めて角を曲がった時だ 「うわっ!!」 二度目です… 今回はナイスタイミングで調度角でぶつかったらしく、人が見えた瞬間にお盆にその人があたり、バランスを崩す ビチャとお味噌汁がこぼれたものの、なんとか体勢を持ち直した 「…す、すみま…!!」 「またテメェかよ」 低くてドスのきいた声 顔をあげたら、つり目のその人が目の前にいたのだ 「…に、新見さん…」 しばし無言で睨まれる どどどどうすれば… これあれか? 私が謝罪すんの待っててくれてんのか!? 「…あああ、あの…昼間は色々すみませんした!!」 「……別に」 べ、別に!!? なんだこの怒ってるとも怒ってないとも取れる反応は!!? 「…俺も、まぁほんの少し言い過ぎたし…」 「……え?」 「ま、まぁ間違ってること言ったつもりないけどな!!」 …この人もツンデレかぁぁ!! 何だか少し可笑しくなって笑ってしまった 「おい、なに笑ってんだ!!?」 「…す、すんまっせん!!あのこれ…料理持って来ましたので!!」 私がそう言って料理を出すと、新見さんはそれを静かに受け取った 「…お前、とんだ甘ちゃんだな」 「あ、甘ちゃん!?」 「菓子あるぞ。食ってくか?」 か、かし!!? かしって菓子だよな!? 「いらねぇのか?」 「いえいえ、この日与夫只今感動しております!!」 新見さんも新見さんなりに謝罪をしてくれようとしているのだろう 私はさっさと歩き始める新見さんの後を追った
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