~2章~

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ここは路地裏。 「おい!早く来い!」 3人のなかで一番背が小さいやつが金髪の女の子を急かすように言った。 「もう大丈夫だろ。やっちまおうぜ!」 中くらいの背のヤツが女の子の服を引っ張りながら言った。 「いやっ!やめてください!」 金髪の女の子が泣きながら叫ぶように言った。 「無理な注文だ。久々の上玉だな。…やっちまえ!」 一番背のデカイヤツが言った。 「いやぁー!!!!!」 グシャ 「ぐへっ!」 背のデカイヤツが3mほど飛んだ。 残りの女の子を含めて3人は唖然。 少し間をあけて背の小さいヤツと中くらいのヤツが叫んだ。 『兄貴っ!!』
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