~1章~

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その民家の裏に今回の主人公がいた。 バカッ!バカッ!と音をたて、大きな斧を軽々と持ち、薪を割っている。 その姿はとても力強く、また朝の日差しと相まって神秘的なものであった。 上半身裸で下は学生服だろうか、紺色のスラックス。 頭にはタオルを巻いている。 ここで主人公を紹介しよう。 名前は土屋 力也(つちやりきや)。 高校三年生で、18歳である。 黒髪をソフトモヒカンにし、顔はワイルド系で、目は切れ長だが怖い印象はなく優しいものを感じる。 身長180cm、体重85キロで、まるで岩のようなゴツゴツとした体格である。 そのせいか、喧嘩は負けたことがなく、とても強い! 学校では、結構人気者で頼りにされているためか、結構モテる。 今まで付き合った人は2人。もちろん経験あり。 毎朝、薪を割っているせいか斧を手足のように使うことができる。 今は妹と二人で暮らしている。 両親は、母は妹を生んだ時に亡くなった。父は交通事故で亡くなった。 その時、力也10歳、 妹8歳であり母方のおばちゃんに引き取ってもらった。そのおばちゃんも去年、亡くなった。
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