~2章~

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無事遅れずに学校に着くことができた土屋兄妹は、 のんびりと過ごして行った。 そして放課後…。 「じゃあな~力也」 「またね!力也君」 クラスメイトの挨拶を聞き、力也はクラスを出ていった。 「おう!じゃあな!おめぇら!」 真っ先に向かったのは凛がいるクラス。 「お~い、凛帰るぞぉ~。」 クラス全体に聞こえるくらい大きな声で力也は凛を呼んだ。 「はぁ~い。じゃまた明日ねぇ♪」 クラスメイトに挨拶をする凛。 「うん、またね!凛ちゃん」 「ごめんお兄ちゃん。行こ♪♪」 「おう!」 ちなみに二人が去った教室では 「やっぱ仲いいよね。あの兄妹。」 「うんうん!でも力也さんかっこ良かった!」 「たしかに!あのたくましい腕で抱かれてみたい!…なんちゃって♪」 なんて会話が繰り広がっていたのはもちろん二人は知らない。
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