オレの愉快な仲間たち

絶叫ゴーカート

いつだったか忘れたけど遠足で遊園地にいった時のことでした。

オレは絶叫マシーンが苦手で同じグループの友達たちがジェットコースターに乗っている間、一人で座っていました。

でも、さすがに座っているだけではせっかく遠足に来た意味がないんで友達たちにゴーカートにいこうと提案しました。

友達たちも少しジェットコースターに飽きたのかゴーカートに賛成してくれました。

オレはＳ君と乗ることに。
オレが運転席、Ｓ君が助手席に乗ることになりました。

やっと乗り物に乗れたオレはテンションが上がってアクセルを全快に踏みました。

Ｓ君も楽しんでいます。

しばらくすると『この先カーブ多数、スピード落とせ』と書かれた看板が。

それでもオレはお構いなしにアクセルを踏みます。

すると横に座っているＳ君が『スピード落とせや!!!』と絶叫。

ジェットコースターをヤッホーとか言いながら何回も乗ってたＳ君があんなに絶叫するとは。

いつも声の小さいＳ君の絶叫がゴーカートのエンジン音より大きく聞こえました。