第一話 ―開―

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ある小学校でいじめられていた男子がいた。 そいつはいつも「死にたい」と言っていた。 だが周りの奴らはただ差別して面白がっていた。 「ただいま~」 「おかえり~。あらどうしたの?その擦り傷」 「学校で転んだ」 もちろん嘘だ。 「大丈夫?消毒してあげるからいらっしゃい」 「は~い」 どうせあと3日であんなとこおさらばだ。 顔は憎しみにみちていた…
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