第一話 ―開―

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「大丈夫か?また見たのか?」 少年はうなずいた。 ここはお爺ちゃんの家。 「騒いでしまってごめんなさい…」 「いいんだよ。それよりお祈りしな」 少年は強く祈った。もうこの眼で両親のように死んだ人を見ないようにと… この人のように過去に両親があのことで死に、ずっと夢に出てくる…過去に縛られてる人…それは悲しく辛い人生… 人は大切なものほど自分の近くに置く…たとえ何であろうと…
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