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手に覆っている炎の量が増えた
赤木「死ねぇぇっ!!」
中庭に響く赤木の声
誰もがリョウは助からないと思った
梓「え……?」
誰もが息を呑んだが、一向に攻撃しようとしない赤木
それどころか炎が徐々に消えはじめた
渚「どうなってんの!?」
「どうしちゃったんですか、赤木さん?」
赤木の連れの不良も不思議に思う
だが赤木は一切反応しない
この時リョウ以外は赤木の顔が見えなかったが、赤木は大量に汗をかいていた
反応しない赤木に心配する不良達
「ど…どうしちゃったんすか~?」
冗談半分で笑う不良達
するとやっと赤木が声をあげた
だが、その声は目の前にいるリョウにしか聞こえないぐらいの小ささだった
赤木「お前……本当にスキル0……なのか?」
その言葉にリョウはニタッと笑う
リョウ「あんたの想像に任せるよ」
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