夢の入り口

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舞台を取り囲むかのような客席。誰もいなくてもプレッシャーがある。 思わずレベランスをした。舞台の最後に行うものだ。しながら思った。 こんなところで平然と踊れるなんて、人間じゃない 顔を上げる。 ここは夢の舞台。 規模としては小さめだが、出演者は全員一流。何より客が途切れないほどの人気がある。 客席がいっぱいになったら… 考えただけで震えた。ちょっとやればわかる。プロと素人の壁。 怖い。でもプロは素晴らしい。 ここに出演者として立てたらどんなに良いだろう!
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