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惠は慎に勇気付けられ台の前にきた
キューをしっかり握って手玉の向こうにある8番ボールを狙った
勇気付けられたとはいえまだ怖い部分も残っている
「これじゃあだめ」
惠はそう呟くと大きく深呼吸をして気持ちを落ち着かせた
5分が経過した。
ようやく心を落ち着かせた惠はもう一度大きく深呼吸をして手玉を見た
そして
キューを構え
手玉を突いた
手玉は8番ボールに当たり8番ボールは2番ポケットに向かって転がっていった
ガコン
ボールの落ちる音
1分ほど三人とも何も言えなかった
一番最初に声を出したのは惠である
「や、やったあ~~~~!」
偶発されて二人も叫んだ
「「よっしゃぁぁぁぁぁぁ!」」
二人は同じことを叫んだ
「慎くん、私やったよ!」
「メグよくやった!」
「ホント凄いよメグちゃん!」
「ありがとう🎵
ねぇ慎、お願いがあるんだけど」
「何?何でもきくよ🎵」
「えっと、その、何て言うか...」
惠は少し恥ずかしそうに
「次、慎が成功したら
キスして
私達付き合ってからまだ一度もしたことないでしょだから、ね」
慎は少し恥ずかしそうにしてから
「分かった。いいよ
このショットを確実に成功させるよ」
「うん、頑張ってね🎵」
慎は何も言わずに笑顔で頷いた
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