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俺たちはそれぞれ働き始めた
俺は親父のとこで働く前は車関係の仕事で毎日5時間残業は当たり前、思ったよりめっちゃハードやった
このままやと俺過労死するわ…
18才でリーダーを任されおいちゃん達に仕事を教えながら働く日々
俺の疲労はピークにきていた
仕事が終わってから歩くことができず、しばらく休んで帰った事もあった
午後10時30分
この日も帰る前に煙草を吸いながら休んでいた
「村こっちゃんよく頑張るなぁ
若いのに遊ぶ時間とかないやろうに」
と気さくに同じグループのおいちゃんが話しかけてきた
『まぁね、俺今まで散々遊んできたけもぅ遊ばんでもいいわ
おいちゃんも明日があるんやけ一杯飲んで早く寝りよ』
「はいょ♪じゃぁお先に
お疲れ様です」
そぅ言っておいちゃんは笑顔で帰っていった
俺も休憩室を掃除してから職場を出た
夜11時をまわっただろうか
夜空に輝く星を眺めながら駅へと歩いていった
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